きりんさんに、わらべを描いて欲しいと新しく襖を張り替えてくれたご婦人がいました。
自分の家に直接描いてもらおうなんて、そうそういらっしゃらないことです。畳も綺麗に新しくなり、身が引き締まる思いです。
仕事の仲間が大勢集まるお部屋だそうです。
皆が座ったとき、わらべたちも一緒に楽しく、過ごせるお部屋になるといいですね。
間仕切りになっている中央の襖は、
遠くのお山と里の恵みを、
そして出入りする側は、
頬杖ついて「今日は何があるんだろうね」と
この部屋で楽しみにしている子供たちです。
一部障子がありましたので、昼夜と外からも中からも光を味わえるようこちらにも描かせていただきました。
ここで自然の光を楽しみながらお昼寝してもいいですね。
部屋を高く広く見えるよう、上の天袋から竹を描きました。
竹は、一年通して青々して真っ直ぐ上に延びている縁起物ですね。
孫さんたちが遊べるように小さな芋虫も描きました。
小枝の先についてるけど見えません。笑
さらに笑顔が増える家族になりますように。