木更津の新御堂寺にて、来年の落慶に向けて客殿の襖書きを、させていただきました。
仏教で、人が亡くなった後 あの世に行くまで100日までの物語に出てくる王様です。
描くまでに資料を集め、物語を読み込み、イメージをわかせ気持ちを整え描かせていただきました。
閻魔さまは聞いたことありましたが、そのほかに9人の裁きをあたえる王様がいたことも初めて知り勉強になりました。
私に表現できるだろうか。。。
正直怖かったです。
10人の王様を描かせていただけるなんて、一生に一度あるかないか。
気持ちを集中し、夜中描き進めていました。
気が付くと辺りはうっすら明るくなっています。
描き始める数週間、私事でもいろんな出会いや出来事があり、普段ぼーとしている私ですが、
別の私がいるみたいで目まぐるしく動いていきます。
不思議な時間の中にいます。
こんな大変なお仕事をいただき、描かせていただいた事
皆さんに心から感謝します。