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エッセイ

  • 2021年3月28日

ほうき (鹿野山 鹿園ろくおん春号143号)

ほうき 青い空が広がり、その青が差し込む和室。ザッザという音と共に、細かなほこりをちり取りですくいあげたら、固く絞った雑巾で拭きすすめる。ほんのり畳の香りが広がって、気持ちまでウキウキしてくる。 ◇ 一人で生活していた頃のこと、掃除機洗濯機とたて続き […]

  • 2021年3月28日

夕やけ (鹿野山 鹿園ろくおん秋号134号)

夕やけ 窓の外は、一面のオレンジ色。夕日の赤と雲のピンクと、いくつもの筋となった黄色は、夜の深いブルーに変わりつつある。 ◇ 空を眺めるのは久しぶり。しばらく見とれていると、遠くからメロディーが流れてきた。中村雨紅の「夕焼け小焼け」だ。曲を吸い込みな […]