〈香りを楽しむ〉
お山がほんのり白くなる季節
4月下旬から5月に入ると、葉っぱの色も匂いも少しずつ濃くなってきます。毎年この時期、思い出したように、おひつを出します。
しまいこんでいた道具を撫でながら、蓋を開け水で洗い流すと、
深く息を吸い込み、しばらく余韻を楽しむ、ほっとする時間。
軽く干して、炊き上がったご飯を移す時も
桧の香りがふわ~と….(* ̄∇ ̄*)
(私は、おひつにお酢を馴染ませてから移します)
時間が経過してもベタベタせずに、冷めても美味しいご飯が、
食べられます。
普段、炊飯器に残ったご飯は、密封容器に移してさっさと片付けますが
ひと手間かかるおひつを使います。
長ねぎ刻んでお豆腐と油揚げのお味噌汁
シャケ、だし巻き玉子、糠床から、きゅうり出して包丁入れながら、
つまみ食いする。
豪華ではないけど、やすらぎを感じる。
おひつがある暮らしはオススメよ(^^)